たまに密着リアルドキュメント特命サラリーマン筋太郎 たまに密着リアルドキュメント特命サラリーマン筋太郎

「待望のカラオケ設置工事は大変だった!」

スーツ姿も板についてきた玉袋だが、この日は背広ではなく作業用ジャンパー姿だった。




もともと機械いじりが好きな玉袋自身、とても楽しみにしていたという「カラオケ設置工事の研修」である。


指南役は施工管理支店の金子支店長と小谷さん


この日の研修内容は・・・




想像以上の大仕事をやると知って驚く。
業務用カラオケは家庭用カラオケとは違い、店内の本格的な工事が必要なのである。


ということで、まずは専門的な知識を習得するため座学研修を受けることに。



実地研修もあるので真剣そのもの


技術面だけでなく、プロとしての心構えも叩き込まれる・・・




座学研修の内容は、多岐に渡った。。






細かい技術作業の数々に悪戦苦闘…



褒められた!





壁面の梁がある場所を厳重にチェックしていく





カラオケ設定の緻密さに驚きの連続


お店ごとに細かく設定しないといけないのだ!



ガッツリ2時間を超える座学研修を受けて・・・



ようやく実地研修に同行できるレベルに到達!



そして、いよいよ現場での作業へ向かう。



実際の現場へ赴くと緊張感が増してくる


研修といえども、大事なお取引先の実店舗だ。
一度の失敗も許されない、ガチの工事である。


寒さで手先が動かない…座学と現場では大違い!


師匠が見守るなか、慎重に作業を進める


作業スペースが狭くて思うようにいかないことも


天吊り時の重労働に一瞬、めげそうになるが…




プロの訓示を思い起こして再び奮起!




力を振り絞ってスピーカーも設置完了!


最後に店内環境に応じたカラオケの音調整。
自身の曲を歌いながら入念に設定を繰り返して最終チェック。


そうして、ようやくカラオケ設置工事がすべて完了!
無事に終えられて、玉袋にも安堵の表情が戻った。


と同時に、初のカラオケ設置工事にいろいろ思うこともあったようだ。


自分のスナックでも他の店でも、これまで何も考えずにただカラオケを歌っていた。
しかし、何も考えず楽しく歌えるのは、大変な労力と技術力があるからこそ、なのだ。


どの席からも見やすい位置にモニターを設置し、そのお店にとって一番良い音が響きわたる場所にスピーカーを設置し、お店の空間・環境にマッチするカラオケ音源設定をする。


知られざるプロフェッショナルの仕事に触れた玉袋は、居合わせた者が驚くほど深々とお辞儀をしてこの日の研修を終えた。






(つづく)